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『リョウキが
やりたいって…思えるなら
自信もって

一生懸命・・・精一杯
やったら良いんじゃないのかな

それって・・・ハンパなｺﾄ？』







『……ア…イル』



アイルの力強いまなざしは
時々オレを硬直させる




『私…じゃ説得力なくても
昔からリョウキをよく知る人が…
そう言ってるんだから

自信をもて……って
そう認めてくれてるんだから

少しずつでも…やれることから
挑戦しても・・・いいんじゃないかな』









〃自信〃





オレの





自信って……





何だろう……。














『アイル…』



『ぁ…っ…ごめん…。偉そうに…私』


『ふふっ…謝ることじゃない』


『～～。でも、ｽｺﾞｲ先輩だね
詳しいｺﾄは…私にはわからなかったけど』


『うん;。まったくな』



それは本当に度肝を抜かれた
その一言に尽きる



『リョウキ…教えるのより
プレーするのが良ければ
それもｱﾘって話だったじゃない。
そっちは……？』



確かにそれは本当に…驚きだったんだが




『～あぁ…。でも、アイル
どうしたんだよホントにお前…』



珍しい…そんな、ムキになって(？)








『べ…つに。私が…好きなだけだから』




『……へ？』




また……不意討ち？








『私…が……好きなだけだから
リョウキのプレーしてる姿

それを今より…
レベルの高いトコでやれるなんて
すごく…良いんじゃないかなって…

見られるなら、嬉しいなって…。

私が・・・スキなだけ

リョウキが
〃リョウキらしく〃してる姿…

見てるのが…』






『…～～～』


この女・・・マジで…






『この間・・・試合見逃しちゃったしね』




『……』



マジで・・・ 反則・・・。





『ﾊｯ……ご……ごめん』




『～～～…』




『ごめんリョウキ…っ』




『…まったくだ』


この・・・反則女…。





『ごめんっ…

もぅ…言わないっ。ごめんなさい』






『…じゃ、帰ったら〃オシオキ〃な♪』





『！？…。・・・ｨｬ』





『ダメ♪』





『……～イヤ』





『ダ～～メ(笑)』




『～～～～！！！』