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第25章 焦燥と迷走

ワタルがすでに爆笑している




『うっける~!!腹イテェ!

どスケベだな?!やっぱオマエ!!

・・・~てかそんな〃天然〃だった!?』




『~~・・・。

アイルの・・・うつった・・・かも;』



〃ちくしょ~~・・・なんて日だ;〃





『ハハハハハ~~!…

ごちそーサマ(笑)~そろそろ行くぞ?』




シャワーを浴びてジムを出る


心なしか身体が…

いや、気持ちが軽かった




『ハ~さてさて♪

じゃリョーキ、オレ帰るぜ?』




『おぅ…。・・・行かねぇのか?』




グラスを持つ仕草をして飲みに誘う





『~オレ〃彼女〃待たせてるから急ぐぜ♪』




『…聞いてねぇぞ?』





『言ってねぇし(笑)

念願の爆乳チャンだぜ~!?』





『プッ…そうかよ。今度連れてこいよ』




『イヤだね♪
リョーキになびいたら困る
ゼッテー会わせねぇ(笑)』





『クス・・・こっちから願い下げだバカ(笑)』





ワタルが吹き出して
軽くため息をついた




『そ!ソレと同じ』




『・・・?』








『今お前が思ったみたいに…
周りなんてさほど気にもしなければ

彼女自身も
お前以外になびいたりもしねぇよ

わかってても…自分で自分のコトってのは
見えなくなりがちだろ…?』

『・・・』



『ヤキモキすんのも
きっと一時的なモンだ…そのうちおさまる』





『ふふっ…ワタル?
お前イイオトコだな?(笑)見直したぜ』






『だろぉ~?♪』






『そのうち〃マジで〃
爆乳カノジョできるんじゃん?』







『ぁ…バレた?;』





『何年お前といると思ってんだ…

~飲んでこーぜ・・・?』





『おぅ…!
ところでさリョーキ?

そのオレに免じて~…
アイルチャンと一回デートさせて?(ハート)

刺激と目の保養必要なんだよ?
わかるだろ~?

オレが親友の彼女に手出すワケないし?
今後のためにもなぁ~リョーキぃ~♪』








『・・・・・ブッ殺す』








『(笑)(笑)(笑)』

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