無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『ﾌﾟﾂ…ま・・・それはおいといて～

だから彼女いたら
めちゃくちゃ楽しくて
幸せに感じる気持ちも強いし？

その分嫉妬したり
一人占めしたいって思ったり…

そんな勝手な気持ちが暴走すれば
相手を泣かすこともそりゃあったし』



尊いもの・・・

オレはアイルに逢ってから沢山知った


ワタルの話が妙にしっくりきてしまって
それらを思い返していた…


『でもなリョウキ…
難しく考えんなよ？簡単なコトだ
オマエが…彼女を好きだって証拠

あの子を好き過ぎるんだよ
それだけのこと…♪』



『…マジ・・・ダセェ』



『まったくな(笑)
でも…ぶっちゃけフツーのことだ

ま！この年になってリョウキから
んなコト聞くと思わなかったけどな♪

男なんてそんなモンさ♪
…いや～でも…まさかお前がな～
リョーキ♪マジうけるし』


『……るせぇ』

〃めちゃくちゃ恥ずかしい…〃


『ぷっ…あ～…けどさぁ……彼女…』

『？…アイルのこと？』



『オレも何度か会ってるし…
スゲーイイ子だと思う…。けど』

『何…だよ？…言えよ』



『ぶっちゃけだけど…
オレからみてもわかるけど…彼女…
あんま…～〃オトコ知らない〃だろ？』


『な…！？…に言ってんだよイキナリっ』


〃…アイルは・・・オレしか知らない〃



『～…お前ソレもあるんじゃん？』

『わりぃ…わかんねぇ』



『ﾊｧ～…アタマいーやつって
簡単なことわかんねぇよな？(笑)
～焦ってんじゃん？リョウキ』

『…？』

〃アセッテル…？〃

『彼女は多くを知らないし
まだ若い！

でもって可愛いし
ほっとけばいくらでも男だって寄ってくる

だからお前は
自分の手の中に束縛しておきたいって
焦ってんじゃねーかってコト！』



『・・・～ナルホド』


『…って;イキナリ素直になんなよ！？
そんなＷパンチでお前…ヤキモキして
しょーがなかったんじゃねーの？』



『・・・かも』


ワタルが苦笑いしてオレを見る


『～…暴走すんなよ？』

『う…ん』


〃暴走・・・か〃



『……まさかした後か！？
…オイ～！？何したリョウキ？！』

ワタルが一転して心配げに目を見開く


『いや…。うん…この間
なんかムカついて…ラブホ…連れ込んだ』



『同意でなくて？一方的に？…;』

『……』