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Best name

第24章 One Love

『・・・・・・お前ら』



ガチャっと

ドアを開けたソウタさんが
目の前のオレとアイルを見る





『・・・何してる?・・・早く入れ』





手を繋いだままのオレとアイルを見て

全てを察したように

ソウタさんがオレ達を家に上げる。






アイルはずっと下を向いて
ソウタさんと目を合わせられずにいた





『~フゥ・・・

二人とも・・・そこに正座しろ!!~・・・』





リビングでソウタさんがオレ達に言う





『~~・・・ハィ。』


『~~・・・・・。』






アイルと二人並んで正座する。



なんかマヌケな感じだ。







ソウタさんの

説教(?)が始まる模様だが・・・














『お前ら・・・さ;💧・・・』







ソウタさんは

全て察しがついているのか

どこか

既にくだけた表情をしていて・・・


















『・・・シャワーくらい

浴びてから来いよな?・・・(笑)』










・・・・・呆れ顔でオレ達に言う









・・・(苦笑)?。







ずっと下を向いたままのアイルも
ピクッと肩を振るわせた







『…うっ・・・;💧』



『…~~・・・』






〃そう・・・来るかフツー・・・?

まぁ・・・言うまい〃







二人して言葉に詰まる





・・・と言うかオレも何も言えず。







言えた立場でないのも元よりだが

・・・まぁ・・・無理もない







オレたちの・・・

・・・出で立ちは









二人そろって・・・

寝起き・・・そのままのごとく

髪はボサボサ・・・




化粧をしていない

いつもより更に幼顔なアイルは

泣きはらした目をして・・・






唇にカサブタや

顔、首に

引っ掻きキズだらけのオレは・・・



少々・・・別の誤解も与えるようだが…?







そんな姿で

二人そろって目の前で正座して

小さくなるオレ達は…







ソウタさんにしてみれば・・・





〃情事の後・・・丸出し〃




・・・ということであろう。




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