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Best name

第18章 過ちの代償…

「やっぱピンクにするっ
新しい恋さがすから!
…フレンチやめて
ピンクのラメグラでいく!」


「あーあーぁ
まだ言ってんの?彼のコト~」



『へぇ…そんな大失恋しちゃったワケ~?』




「失恋なんかじゃないですぅ!まだ何もっ…」

「もー、やめときなってぇ…
あんな見せつけられた~感じじゃさぁ?
誰も入る隙ないでしょ?」


「~~…」



『~そんなイイカンジだったんだ?』





「そりゃもう!~なんですかねぇ
…幸せオーラ全開ってカンジですか?
ま、アレじゃ天下の遊び人も
年貢の納め時じゃないですかー?」


「~…わかんないじゃんそんなのー」



「まだ言ってる~(笑)」





『どんなカノジョだったの?』





「~カナリ美形でしたねアレ
ハデじゃないけど、色白で小綺麗で
…テキトーに男ウケしそうなタイプですか?」


「っていうか
かなり年下じゃなかった?
よく見ると童顔でさぁ…」


「ははっ、確かに!
けど…なぁんか…お似合いだったなぁ~
あの人があんなに…本当の優しい顔して
女の子に笑いかけるの初めてみたよ?
うらやまし~…」



『ふぅ~ん…』




「アタシ…さりげにカフェで
写メっちゃったんだよねー?
見るっ?~見ます?!ツーショット」


「みないっ…。てか、何やってんのアンタ!
ウケるんだけど!?どこのパパラッチ?(笑)」


『~…ハハっ…~どれ?』





「コレコレ…ちょっと遠いですけど…
なぁんか絵みたいで~(笑)ついつい~」

「ふんっ!…なによ」



『……。…ふぅん…

〃お似合い〃・・・?ねぇ・・・』

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