テキストサイズ

Best name

第18章 過ちの代償…

ポカーン…とするオレ




なんとかアイルをここから
早急に連れ出さなければ・・・と


一人焦っていたオレをよそに
アイルは・・・上手くかわすんだナァ




ポカーン…とせずにはいれず






「…クン♪?

・・・タキガワクン?

… … ・・・滝川ぁっ!?」






『ぅわっ・・・ハ…ハイっ…!』





「~ソワソワしたり
ボーーっとしたり!
なぁ~にをしとるんだね君は!?」




『~~…すみません』


〃…ダッセー。何やってるオレ〃



「藤沢さんを お見送りして」


『はい。…部長、ありがとうございました
・・・失礼します』





少し苦笑いするアイルを連れて
場を後にする

アイルは最後まで部長に丁寧に
深くお辞儀していた




エレベーターで
ようやく二人きりになると
思わずため息がもれた

オレと…アイルから





『ハァ-・・・キンチョーしたぁ…』



『フゥ・・・

ハハ・・・マジで言ってんのかよ?(笑)』




あんな堂々と?

…まるで女優みたいに
振る舞っておいて

アイルには本当に
何かスイッチがあるんだろうか?



『ぇー?当たり前じゃない~…
仕事だと思わなきゃムリ…。ゼッタイ』



『~上出来すぎだったぜ?…
アイルでも 営業スマイルできんだな?
似合わねーけど(笑)』



『…ア…アレだけは…
必ずやれって・・・言うから』



『ハハハっ…んなこったろ~と思ったよ』





『こんな・・・
おっきい会社に飛び込ませるなんて
脚…震えちゃったよ…』



『特殊ミッション完了? おつかれ』





『…だと…イイな。ボロがでてないと…いい』




『大丈夫だよきっと
…にしてもソウタさんも
あちこちに展開か?
世間狭くて驚きだぜ(笑)』




『私もマナさんも
基本は何も…ノータッチだけど

う~ん…建設系ってことは
…保護施設とかかな?』



『マジか?』





『まぁ、わからないけどねっ…

知らなくてもいいし

たまに…少しでも役に立てるなら』




『フッ…案外ソウタさんも

楽しんでるかもよ?』




『?』



アイルの〃特殊能力〃を

発揮させるのをな…。





今回は有能秘書…ってか?(笑)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ