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第12章 輝く季節の中で
アイルのケガは切り傷が一部
擦り傷や軽い打撲
ケガの回復自体は早く
順調に退院できることになった
後日の検査やカウンセリングなど
アフターケアが必要になるが
あとはアイル次第で普通に生活ができる
土曜日
オレと…ソウタさん、マナさん
総出で迎えにいく
ソウタさんと話し合って
アイルはオレの家に連れて行くことになった
ソウタさんも
それがベストだと快諾してくれた
まぁ…正直
オレは反対されても
押し切るつもりだったんだが…
アイルの体調や気持ちの面を考えても
まだ一人自宅に帰すのは
どうしても心配だ
誰かしらが側にいれる方が
いないよりは確実に安心だ
『それじゃぁアイ、まずはちゃんと休んで
無理なくやるんだぞ?』
『はい。…ソウタさん、マナさん…
迷惑かけて…ごめんなさい』
『『え?何、聞こえな~い(笑)』』
『仕事しなくてイイから
気が向いたら顔だけでも出しなよアイ♪…
あんたカルテの整理でもしてたらイイからさ♪』
『…マナさん、ソレ…仕事(笑)』
『マナミっ!?お前やっぱりいつも
アイルにやらせてたな!?
道理でいつも綺麗に…
~本来お前の仕事だろう?!まったく!』
『げっ!…ったくチクんじゃないわよアイ~』
『…マナさんが自爆した』
(笑)
四人で笑いながら病院を出た
…笑って出ることができた
『お二人共、ありがとうございました
またすぐに…伺います』
『おぅ、それじゃリョウキ
しばらくは頼んだぞ』
『はい』
『アイ♪心配いらないから
ゆっくり休んでね』
『はい。ありがとうございます』
ソウタさんとマナさんを見送って
アイルと二人、オレの家に帰る
オレの家には
アイルの着替えや荷物が置いてあるから
それも好都合だった
そう…あの日のまま
リビングのドアを開ける…
…汚ねぇ…
ロクに掃除もしてなかったモンだから…
にしてもヒドイ
気まずい顔してアイルを見る
アイルが笑ってた
『ちょっと;…待ってて。片付ける』
『ふふっ、私がやるよ』
二人で部屋を掃除して、一息つく
『フゥ…少し休むか
アイル腹減って……~アイル?』
『あの…ごめんリョウキ。また…こんな
迷惑かけることに…』
擦り傷や軽い打撲
ケガの回復自体は早く
順調に退院できることになった
後日の検査やカウンセリングなど
アフターケアが必要になるが
あとはアイル次第で普通に生活ができる
土曜日
オレと…ソウタさん、マナさん
総出で迎えにいく
ソウタさんと話し合って
アイルはオレの家に連れて行くことになった
ソウタさんも
それがベストだと快諾してくれた
まぁ…正直
オレは反対されても
押し切るつもりだったんだが…
アイルの体調や気持ちの面を考えても
まだ一人自宅に帰すのは
どうしても心配だ
誰かしらが側にいれる方が
いないよりは確実に安心だ
『それじゃぁアイ、まずはちゃんと休んで
無理なくやるんだぞ?』
『はい。…ソウタさん、マナさん…
迷惑かけて…ごめんなさい』
『『え?何、聞こえな~い(笑)』』
『仕事しなくてイイから
気が向いたら顔だけでも出しなよアイ♪…
あんたカルテの整理でもしてたらイイからさ♪』
『…マナさん、ソレ…仕事(笑)』
『マナミっ!?お前やっぱりいつも
アイルにやらせてたな!?
道理でいつも綺麗に…
~本来お前の仕事だろう?!まったく!』
『げっ!…ったくチクんじゃないわよアイ~』
『…マナさんが自爆した』
(笑)
四人で笑いながら病院を出た
…笑って出ることができた
『お二人共、ありがとうございました
またすぐに…伺います』
『おぅ、それじゃリョウキ
しばらくは頼んだぞ』
『はい』
『アイ♪心配いらないから
ゆっくり休んでね』
『はい。ありがとうございます』
ソウタさんとマナさんを見送って
アイルと二人、オレの家に帰る
オレの家には
アイルの着替えや荷物が置いてあるから
それも好都合だった
そう…あの日のまま
リビングのドアを開ける…
…汚ねぇ…
ロクに掃除もしてなかったモンだから…
にしてもヒドイ
気まずい顔してアイルを見る
アイルが笑ってた
『ちょっと;…待ってて。片付ける』
『ふふっ、私がやるよ』
二人で部屋を掃除して、一息つく
『フゥ…少し休むか
アイル腹減って……~アイル?』
『あの…ごめんリョウキ。また…こんな
迷惑かけることに…』
