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色んな感情が　一気にぶわっと膨れ上がって超忙しい


唇がゆっくりと離れると、智くんが　優しい瞳で俺を見つめて
それこそ天使の微笑を浮かべてくれる


「点滴もう終わるね。しょーくん、帰れそう？」
「あ、うん。大分楽になった気がする」

「よかった、じゃあお医者さん呼ぶね」


そこからの智くんはいつものふんわりした雰囲気とは違い
俺が驚くほど　きびきびと行動し、医師の話を聞き、いろんなことを確認し、薬を貰って会計まで済ませた後に
俺を支えてタクシーに乗せてくれた