Kissからはじめよう SO & AN
第56章 愛を叫べ!6 翔
泣きたい想いを抱える俺の代わりか 冷たい涙雨まで降って来た
その後、どこをどう歩いて家にたどり着いたのか・・・
気が付けば俺は失意のあまり着替えることもせずに
濡れたスーツのまま寝入り、朝 アラームに起こされてから
スウェットに着替えて再びベッドに潜り込んだ
到底会社になんか行く気になれない
てゆーか、仕事なんかできる状態じゃない
いーんだ
智くんのいない人生なら、俺はこのままベッドから一歩も出ずに朽ち果ててやる
そしてここで地縛霊になってやる
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