
Kissからはじめよう SO & AN
第41章 楽園14 雅紀
一杯の愛情をこめて、和くんの身体中にキスを降らせる
時には軽く挨拶するように、時にはゆっくりと唇を押し当て、
ぴくんと身体が跳ねる敏感な場所は 舌先で擽ったり、強く吸い上げたりする
しっとりと汗ばむ和くんの身体から 甘い香りが立ち昇り
和くんがリラックスしてくれてること、感じてくれてることを実感する頃
俺の指が 和くんの身体の内側に微かに感触の違うところを探し当てると
白い喉をのけ反らせて 艶めいた声を聞かせてくれた
「あぁぁ・・・ っん・・・ まーく、ん・・・」
「何?・・・痛い?」
「大丈夫・・・もう、来て・・・」
「・・・いいの?」
「いいよ・・・早く・・・まーくんが欲しい・・・」
「和くん・・・」
