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恥ずかしさで居たたまれなくなり
蓮先生にしがみついてしまった。

蓮先生はそんな私を
片方の手で包み込むように
ふんわり抱くと
もう片方の手で再び割れ目に触れた。

「んんッ……せッ……先生……」
「……咲良」

初めて名前で呼ばれた。

そして割れ目を往復するように
指先がなぞるように動き出した。

「ぁふッ……せッ……先生ッ……」
「咲良」

今度は躊躇わず間も開けずに
名前を呼んでくれた。