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えっちの経験値

第36章 仲谷未菜の事情②

『直人くんてモテるね』

専門学校から離れたカフェで
直人とお茶をした。

『なんかそうみたいだね』

他人事のような口振り。

わざと前のめりになり
正面に座る直人に向かって
胸を強調した。

直人は私の胸に目をやると
瞬時に反らした。

……落とせると思った。

しかしここは焦らず焦らした。

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