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えっちの経験値

第19章 一之瀬蓮の事情⑦

「今の私も……です」

ただならぬ雰囲気。

「蓮先生は私のことお嫌いですか?」
「そんなことは……」

確かに今日の千佳は見違えるほど女らしい。

だからといってそれ以上でも
以下でもなく……

ポケットの中でスマホが震えた。

「ちょっと失礼します」

翔太からの着信。

『先生ッ!姉ちゃんが帰ってこねーッ!
とっくにバイト終わってるのにッ!』

時間は23時を回っていた。

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