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えっちの経験値

第19章 一之瀬蓮の事情⑦

「か~ら~の~……キース!キース!キース!」

こうなると止まらない。

先陣を切って盛り上げているのは翔太。

試合でも千佳の姉の件でも
今日の立役者は間違いなく翔太。

「分かったから黙れ」

そして……

千佳の頬にキスをした。

「えぇぇぇぇッッッ!!!」

口と口のキスじゃないことに
生徒一同不満の声を上げる。

「ガキに本物なんて見せられっか。
さて、帰るぞ。時間も時間だ」

これが限界。

千佳の俺への想いを知っているだけに。

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