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「ウソ……ホントに気付いてたの？
いつから……」

あれだけ必死に隠していたのに。

「確信したのはこのネックレス。蓮先生も
してたもんね」
「うちらはだてに蓮先生にくっついて
なかったってこと」

蓮先生から遠目に居た私には
気付くことが出来なかった事実。

蓮先生もネックレスしてくれてたんだ。

ダメって言ってたくせに。

「咲良には正直嫉妬したよ。でもさ、咲良
だったらいいかなって」
「わざと蓮先生に密着して見せつけ
ちゃったりして……細やかな抵抗ってことで」
「咲良以外の女だったら許さんけどね」
「全ては咲良の人徳だよ」