
ビタミン剤
第14章 day off
かわいい俺のスウィートハニー
今夜もおもいっきり喜ばせてあげるよ
「ぁ…翔ちゃんすき…ぃ、だいすきぃ…
前も、後ろも…翔ちゃん触って…ほし…ぃ
お口、も…いっぱぃ…なめなめ…する。」
ようやく姿を現してくれた素直なニノ。
自分のあさましくて淫靡な部分がどうにも苦手らしくて、いつかそんな部分に呆れられて
俺に愛想を尽かされるんじゃあってひそかに心配してて、なかなか素直になれないって
ベロンベロンに酔わせた時のニノの告白を俺は忘れていない。
そんなこと絶対ある訳ないのに。
だから
事ある毎に言葉責めをしてあげて、ニノの鼓膜に俺の愛をどんどん注いで耳に覚えさせて、その言葉を意識下に刷り込ませてあげて。
いつかその不安と、恐れ、心配をすべて取り除いてあげて剥き出しの本能のままで求めあうことができたらいいなぁって思ってるから。
でも、天の邪鬼のニノもだいすきなわけだから
ま、俺も単にいじめっ子なだけなのかも。
背後からのキスはニノには少し物足りないみたいで、俺の二の腕のあたりを切なそうに掴んでくる。
エプロンごと布越しに上下に擦りあげてニノの射精を促すようにしてあげると鏡の中にどこまでも
色っぽい顔して誘うかのような甘くて哀切な悲鳴を
漏らし続けるニノがいた。
