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・・・その後、どうやって自分の病室に戻ったのか　覚えてない


次の日、じいちゃんとばあちゃんが迎えに来てくれて　退院し
しばらくは　家で松葉づえつきながら　おとなしくしてたけど、

何でだろ、ジュンちゃんのことは　じいちゃんにもばあちゃんにも、そんで勿論、近所の悪ガキ連中にも　話さなかった。
話すのが恥ずかしかったこともあるし、話したら何か大切なモノが壊れちゃうような気もしたんだ。



１か月後　
もう一度病院に行って　ギプスを外してもらった時、中庭に目をやったけど
勿論　ジュンちゃんがいるはずもなく、


オレはそのまま夏休みを終え、東京に戻った




休み明けに提出した絵日記は、田舎の風景と生活が生き生きと描かれている、と　先生には　褒められたけど、
破られたページについて聞かれたときには
本当のことを言えずに　モゴモゴごまかすことしか出来なかったっけ