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ついでに言うと　書記を務めるのはマリウスというハーフ男子
（正確に言うと　日本人の血は四分の一しか流れてないそうだから　クォーターになるのか？）
ドイツ語英語日本語を自在に操るトライリンガルで
顔合わせ初日には

「議事録は日本語だけでいいんですか？」

と質問して、俺たちのみならず　先生をも絶句させたヤツ


後、これは俺の推測だけど
どっちも翔に憧れて　生徒会のメンバーに立候補して来てる
二人ともそんなことはおくびにも出さず　きちんと仕事を熟してるけど、
翔を見る目は熱を帯び、それと反対に俺への視線は冷ややかだ
・・・と思うのは俺の気のせいじゃない筈


今回の呼び出しも　翔と会いたいってのがホントのところで
俺はどっちでもいい、どころか
来なけりゃ来ないでその方がいい、というお邪魔虫だろう