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Perfect Romance

第16章 告白


「一回…イコ?」

本当はかずだけイカせたかったけど、これが予想以上に気持ち良くて

俺も、限界…

「相葉さ…っ…あ、あ…っも…」


かずの声が高くなって
悲鳴のように掠れてくる


「イッて…、俺も、イク、から…」

「あ…あああっ」

グッと握る手に力を入れて、一気に追い上げると

二人ほぼ同時に、お互いの熱を吐き出していた



二人して肩で息をして

同じように必死に息を整えようとするから


「ぷはっ」
「ふふっ」

思わず目を合わせて同時に吹き出した

「もー…」

かずがまだ赤い目許を拭う

その様子が愛しくて、可愛くて

…ふわりとかずの頭を引き寄せる


「…相葉さん?」

「絶対、離さないからね」

「ん?…うん」


かずの手が、俺の背中に回された

まるで子供をあやすように、トントンとたたいている


「かず…?」

名前を呼んでも、何も答えずに

ひたすらトントンと叩き続けるかずが

少しだけ顔を上げて


「…続き、して?」

俺の耳許に、甘く囁いた

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