
Perfect Romance
第16章 告白
「ん…っ」
かずの甘い声が浴室に響く
押し潰してみたり、指の腹で捏ねると
「あ、や…っ」
その声は益々高くなって行って
…恥ずかしいのか、自分の右手の甲で口を抑えている
体をずらして、固くなったそこに唇を寄せたら
「んー…っ」
目をギュッと閉じて、必死にその手を噛もうとするから
「ダメだよ…傷ついちゃう」
そっと剥がして、少し赤く歯形のついたそこに口付けた
「だ…って、恥ずか…しぃ!」
潤んだ目で俺を睨む
いや、睨むって言うより…拗ねてる?
…何なのこの破壊的な可愛さ
「あっ、ちょ…っ」
そこを舐め上げてから、チュウッと吸い上げると
かずがまるで誘うかのように後ろに仰け反る
片方は指で
もう片方は口で、執拗に弄んでたら
俺のお腹に当たる、…かずのソレ
何も触ってないのに、主張し始めたソコが
俺のお腹に触れる度に
かずはビクビクと体を震わせていた
シャワーから出るお湯は少しずつ溜まってきていて
俺の上に座るかずの太股辺りまで浸して
じんわりとした暖かさが伝わってきた
