
修練の鏡と精霊の大地
第4章 穴
「ウォーー!! スゲェ、みなぎってくる!!」
上まで登りつめると、恍惚の表情を浮かべてクニャクニャになってる球也に、手を伸ばす。
「大丈夫かキュウ!?」
コウヤは安否確認のため声をかける。
「アハハハ……コウヤさん、無念にもイってしまい……」
「たしかに、栗の花の香りが微妙にするが、それ以上、言うな。とにかく下りるぞ」
コウヤは球也を両手に抱え、足元の髪の手を蹴り崩すと、無鉄砲にもそのままダイブした。
10メートル足らずの高さからの直ダイブに、純化と莉子は目を閉じた。
「うおっしゃ!!」
見事、二本足で着地。球也を下ろすと、純化と莉子が駆け寄ってきた。
「きゅう坊!! 大丈夫!?」と純化が肩を貸す。
「キュウ、かわいそう……力が抜けてへらへらになっちゃって……」と、莉子も心配そうに見つめる。
「キュウを頼む、いま初めて夜の営みを終えた、元童貞の余韻みたいになってるから」
「ちょっと!! 例え方の表現を控えてよ!!」莉子は顔を赤らめる。
「お! なんだかんだ言って女らしいとこあるじゃん。さて、あいつの始末してくる」
コウヤは岩顔に挑んで行った。
上まで登りつめると、恍惚の表情を浮かべてクニャクニャになってる球也に、手を伸ばす。
「大丈夫かキュウ!?」
コウヤは安否確認のため声をかける。
「アハハハ……コウヤさん、無念にもイってしまい……」
「たしかに、栗の花の香りが微妙にするが、それ以上、言うな。とにかく下りるぞ」
コウヤは球也を両手に抱え、足元の髪の手を蹴り崩すと、無鉄砲にもそのままダイブした。
10メートル足らずの高さからの直ダイブに、純化と莉子は目を閉じた。
「うおっしゃ!!」
見事、二本足で着地。球也を下ろすと、純化と莉子が駆け寄ってきた。
「きゅう坊!! 大丈夫!?」と純化が肩を貸す。
「キュウ、かわいそう……力が抜けてへらへらになっちゃって……」と、莉子も心配そうに見つめる。
「キュウを頼む、いま初めて夜の営みを終えた、元童貞の余韻みたいになってるから」
「ちょっと!! 例え方の表現を控えてよ!!」莉子は顔を赤らめる。
「お! なんだかんだ言って女らしいとこあるじゃん。さて、あいつの始末してくる」
コウヤは岩顔に挑んで行った。
