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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第10章 藤枝瑞穂の事情①

『拓ちゃんの好きな人って……』

ウソ……

『李奈だよ。7つも年が離れているのにな。
笑っちゃうよな』

笑えないよ……

『あ……そろそろ時間だ。李奈のとこ
行かなきゃ』
『李奈に告るの?』
『瑞穂のおかげで少し自信が持てたからな』

私の部屋を出ようとする拓哉を
衝動的にベッドへ押し倒すと
股がるように身体に乗った。

『拓ちゃんッ……行かないでッ……』

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