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POISON TEACHER

第43章 沖縄旅行なんくるないさぁー(すれちがい)





愛実は祐実の手を握り
温かい眼差しで祐実を見つめた






『佑実ちゃん………、





大丈夫だよ……





だって、





勝くんとは長い付き合いなんでしょ?






だから、
佑実ちゃんのこときっと
わかってくれるよ!!』







祐実のモヤモヤしていた
不安は消え
笑顔で愛実に微笑み返した






『愛実ちゃんありがとうっ!!






愛実ちゃんもタカシと話したら
きっとわかってくれるわ………






明日っ!!






互いに頑張ろうね!!』









愛実は祐実の返答に
喜び笑顔で







『うんっ!!』







と、答えた。






コツコツコツ……







麗香『いけないっ、
消灯時間で先生が見回りに
来てるんだわ!




愛実ちゃん、早く元の部屋に戻って……』







愛実は慌てて
荷物をまとめて部屋に出ていった




出て行く前に愛実は祐実に
親指をたて、
以心伝心でなにかを伝え




祐実もそれに答えるかのように
親指をたてた。







そして、男子も女子もそれぞれ
消灯時間を過ぎ
スヤスヤと眠っていた…………















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