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彼女と妹

第16章 綾子と先生(その5)


欲しい…

もっと…

私の顔がそう訴えている。


それは鏡を見なくても自分でも分かる。


半開きの潤んだ瞳が理事長を見つめる。


唾液がとろーっとほっぺたを伝って落ちていく。


再び塞がれる唇。


今度は私の方から、理事長の中へ舌を入れる。

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