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彼女と妹

第13章 綾子と先生(その4)


「んあああっ、やめ…て…」


腰が砕け落ちそうになり、必死で一馬さんの肩に両手をかける。


でも


支えきれない。


一馬さんは支えてくれない。


ただ、私の中をグリグリとかき回すだけ。


「ああっ、あ……ああっ…」


私は、一馬さんの体をずるずると滑り落ちるように、その場にぺたんと崩れ落ちた。


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