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彼女と妹

第13章 綾子と先生(その4)


「キャッ…」

私がシートベルトを外すよりも早く、一馬さんは私と一緒に助手席のシートを倒した。


私の顔の真上に一馬さんの顔がある。


あの……近すぎませんか?


シートベルトに固定されて逃げられない。


私は顔をドアの方へと叛けた。


「あっ…」


一馬さんの手が、私のスカートの中に…。


思わず両足を閉じてブロックする。


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