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彼女と妹

第7章 彼女(その3)


綾子がじたばたと足を動かすたびに、綾子の靴の踵が玄関のタイルにあたってコツン、コツンと固い音を出す。

その音が余計に俺を昂ぶらせる。

俺は綾子の両足をぐいっと持ち上げると、そのまま綾子の泉へと顔を埋めていった。

「ぃやぁ! は、はやとぉ、恥ずかしいよ。
あ、ああ、だ、だめ、だめだめ、そこ、ダメだってばぁ」

綾子は上体を起こそうともがくけれど、綾子の靴の裏が天井を向くくらいまで足を持ち上げられているから起き上がれない。


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