
催眠術 SO & AN
第1章 催眠術なんかにかかる筈無い1 翔
「・・・というわけで・・・この性格も考えものだなぁ、と・・・」
「翔ちゃん、グズでヘタレ・・・いや、じっくり考える慎重派だもんね。
でもさ、そう思ってんのなら今がチャンスかもよ」
「チャンスって?」
「性格変えてみる、つかちょっと行動的に頑張ってみるの、どうよ」
「だからそれができないから悩んでるのに・・・」
「それじゃ・・・催眠術なんて、どう?恋に積極的になる催眠術」
「ははは・・・そんなのあるならかけて欲しいよ」
「俺がかけてあげる」
「・・・・・・」
