催眠術 SO & AN
第2章 催眠術なんかにかかる筈無い2 智
2-3
意味ありげな視線をよこすと また関心はゲームに戻り、それきり何も言ってくれなくなった
電子音だけが響く沈黙に負けて 再び口を開いたのはオイラの方だ
「なぁ・・・さっきの、本気で言ってんの・・・?」
「なぁによ、考えられないんじゃなかったの?それならそれでいいじゃん」
「だってさ・・・」
「俺は一般的な推測を言ったまでだからね。アプローチして来るってことは好意をもってる ってことでしょ?
そこから先は知らないよ、アンタも好きなら付き合えばいいし、好きじゃないなら断ればいいじゃん」
「そんな簡単に行くかよ、男同士だぞ?メンバーだぞ?考えることいっぱいあり過ぎんだろ」
「そーゆーことは、アンタが考える前に翔ちゃんが死ぬほど考えてると思うよ。
それでもどうしようもないのが 好きって気持ちなんじゃないの?」
意味ありげな視線をよこすと また関心はゲームに戻り、それきり何も言ってくれなくなった
電子音だけが響く沈黙に負けて 再び口を開いたのはオイラの方だ
「なぁ・・・さっきの、本気で言ってんの・・・?」
「なぁによ、考えられないんじゃなかったの?それならそれでいいじゃん」
「だってさ・・・」
「俺は一般的な推測を言ったまでだからね。アプローチして来るってことは好意をもってる ってことでしょ?
そこから先は知らないよ、アンタも好きなら付き合えばいいし、好きじゃないなら断ればいいじゃん」
「そんな簡単に行くかよ、男同士だぞ?メンバーだぞ?考えることいっぱいあり過ぎんだろ」
「そーゆーことは、アンタが考える前に翔ちゃんが死ぬほど考えてると思うよ。
それでもどうしようもないのが 好きって気持ちなんじゃないの?」
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