
+* ゚ ゜゚ *Classmates* ゚ ゜゚ *+
第29章 あたしの知らないみんな
「完全にそれからかわれてるね。」
リツとあたしは学校の帰りに時々寄るアイスクリーム・ショップでおしゃべりをしていた。
「だよねぇ。」
…あたしもそう思うもの。
「でも大切にされてるんだね。安心した。」
リツはあたしを見てにっこりと笑った。
「なんで?」
リツは自分のチーズケーキアイスをスプーンで掬ってあたしにくれた。
「だってユウヤなんてモテ放題じゃない?良い人だけど手が早いとかって勝手に思ってた。」
イメージ的にはそうだよね。でも、確かに思ってた以上に良い人だった。
「うん…確かに。でも…パパ達に健全なお付き合いをしますって言ってたし…。」
リツはびっくりした顔であたしを見た。
「はぁ~?口ではそう言ってても、馬鹿正直に普通は守る奴なんて居ないよ?したくなった時がその時でしょ普通。」
リツはこれだから華はと言わんばかりの大きなため息をついた。
…リツ…だんだん…夏に似て来た。
「ねぇ…今まで聞いたこと無かったけど…リツって今までに…したことあるの?…あの…そーゆーこと…。」
考えてみれば付き合う付き合わないの話はしたことがあったが、踏み込んだ話をしたことは一度も無かった。
「ん?エッチってこと?あるよ?」
「ええぇーーーーー!!!」
真啓があたしを好きだと言った時以上に驚いた。それもリツは顔色ひとつも変えずにさらっといってのけた。
「しっ…馬鹿。声が大きいよ。」
リツはあたしがスカートに落としたアイスの滴をナプキンで拭きながら眉を顰めた。
「それっていつ?」
あたしの声に、店にいた子達があたしのことをじっと見ていたけど、こっちはそれどころじゃなかった。
「えっ…もしかして…相手って…さ…。」
「うん♪そうだよ。」
リツは汚れたナプキンを近くのゴミ箱に投げた。
…ちょっと…待って…ちょっと待てぃ。
あたしは絶句しフリーズ。
リツとあたしは学校の帰りに時々寄るアイスクリーム・ショップでおしゃべりをしていた。
「だよねぇ。」
…あたしもそう思うもの。
「でも大切にされてるんだね。安心した。」
リツはあたしを見てにっこりと笑った。
「なんで?」
リツは自分のチーズケーキアイスをスプーンで掬ってあたしにくれた。
「だってユウヤなんてモテ放題じゃない?良い人だけど手が早いとかって勝手に思ってた。」
イメージ的にはそうだよね。でも、確かに思ってた以上に良い人だった。
「うん…確かに。でも…パパ達に健全なお付き合いをしますって言ってたし…。」
リツはびっくりした顔であたしを見た。
「はぁ~?口ではそう言ってても、馬鹿正直に普通は守る奴なんて居ないよ?したくなった時がその時でしょ普通。」
リツはこれだから華はと言わんばかりの大きなため息をついた。
…リツ…だんだん…夏に似て来た。
「ねぇ…今まで聞いたこと無かったけど…リツって今までに…したことあるの?…あの…そーゆーこと…。」
考えてみれば付き合う付き合わないの話はしたことがあったが、踏み込んだ話をしたことは一度も無かった。
「ん?エッチってこと?あるよ?」
「ええぇーーーーー!!!」
真啓があたしを好きだと言った時以上に驚いた。それもリツは顔色ひとつも変えずにさらっといってのけた。
「しっ…馬鹿。声が大きいよ。」
リツはあたしがスカートに落としたアイスの滴をナプキンで拭きながら眉を顰めた。
「それっていつ?」
あたしの声に、店にいた子達があたしのことをじっと見ていたけど、こっちはそれどころじゃなかった。
「えっ…もしかして…相手って…さ…。」
「うん♪そうだよ。」
リツは汚れたナプキンを近くのゴミ箱に投げた。
…ちょっと…待って…ちょっと待てぃ。
あたしは絶句しフリーズ。
