
となりのアイツ AN
第92章 ただいまの後で7 かずくん
ま、いっか・・・とため息を吐くと
まーくんも ヤバかったねぇ、と
大きく息を吐く
経験値の少ない俺達には
さっきまでの熱のこもった空気が
急速に萎んでいくのを感じながらも
為す術も無く
おまけに ブルったせいか
お互いのアソコも萎え気味になって
顔を見合わせては 苦笑いでくっつくのみ
はぁ、とため息を吐いて抱き合ううちに
何処からか 除夜の鐘の音が聞こえてきた
俺の煩悩も祓って欲しいような
そうでもないような複雑な気分を抱えながら
俺はまーくんの腕の中で新年を迎えた
