テキストサイズ

となりのアイツ AN

第84章 それぞれの夏3 かずくん



猛追を躱した筈なのに
気が付けば何だかんだと 色々持たされて
小さなボストンバッグはパンパン
おまけに結構重い


「あ、それからアレもあったわ・・・」
「もう無理だって!」

「そう?・・・そうねぇ・・」


俺の肩にずしっと食い込むバッグの持ち手を見て
漸く諦めたのか お袋が笑った





ストーリーメニュー

TOPTOPへ