
となりのアイツ AN
第109章 卒業、そして となりのアイツ6 まーくん
「かずくん、腰痛いの?ごめんね、無理しないで寝てていいよ」
「・・大丈夫だって。別に何でもない」
「でも・・・」
「平気だって言ってんだろ」
あんまりしつこく言うと怒らせちゃうって
わかってはいるものの やっぱり心配な俺は
「あ、かずくん、それ重いから俺が運ぶよ、かずくんはこっちお願い」
「え?それ持てる?無理しなくていいからね」
「大丈夫?痛くない?ホントに無理しないでよ?
かずくんにもしもの事があったら 俺・・・」
かずくんが何か持とうとする度に
ついつい手を出し、口を出してしまう
