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となりのアイツ AN

第106章 卒業、そして となりのアイツ3 かずくん



今一つ 事態が把握できてない、ってゆーか
何だか現実味が無くふわふわしてる俺とは対照的に
まーくんはにこにこ笑顔で部屋に入ってくる


「かずくんの部屋も もうすっかり片付いてるね・・
ああっ!」
「な、何だよ」

「かずくんてば・・さっきのワイン、もう半分呑んじゃったの?」
「・・別に良いだろ」

「良いけどさぁ・・どうせなら 一緒に呑みたかったなぁ」
「いやいや、さっきまでそんな雰囲気じゃ無かったじゃん・・
てか、まーくんも呑む?つまみも無いしカップもこれひとつしかないけど」

「あ~・・俺ももう全部梱包しちゃったもんなぁ
借りて良い?」
「どーぞ」






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