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となりのアイツ AN

第100章 好きなのに3 かずくん



冷静に考えたら まーくんがそんな事言う筈無いのに

だけどやっぱり アノ時の事は
ずっと 申し訳なく思ってる、って言うか
大事なトコだったのに 痛みを我慢できなかった自分が
情けない、って言うか
俺にとってトラウマみたいになってるから

そこに触れられると 傷口にふれられたみたいな痛みが走って
平常心では居られなくなる


気が付いた時にはもう
心の奥の方に燻ってた想いを口に出してしまっていた





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