
となりのアイツ AN
第97章 大凶の呪縛5 かずくん
5-3
「で?ニノはどうするつもりなの?」
良い、って言ってんのに
お詫びお詫びと言いながら 智は俺を学内のカフェへと引っ張って行き
構内では一番美味いと評判
ちゃんとドリップで淹れてくれるお高目のコーヒーを奢ってくれた
だけど
「どうする、って・・別にどうもしないよ
まーくんが決めた事なら俺が口出すべきじゃないし・・・・・・」
だってそうだろ?
どうするも何も無いじゃん
まーくんがそう決めたんだから
俺に相談も無いままに、もう決めちゃったんだから
俺はまーくんの決定を尊重するしか無いじゃん
大体、こういうことは 片方だけが望んだって
出来るワケじゃ無いし・・・///
