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となりのアイツ AN

第95章 大凶の呪縛3 かずくん



「あは・・・」
「はは・・・」

「あはは・・」
「ははは・・」

「なんちゃって・・」
「?」


何だ違うのかよ
脅かすな、っての


「うわぁん、かずくん。俺また大凶引き当てちゃったよぉ!」
「うわっ!」


ガバッと抱きついてくるまーくんに
危うくコーヒーが零れそうになる

マグカップをテーブルに置き
よしよし、と頭を撫でると
涙にぬれたくりくりした瞳でまーくんが俺を見上げた






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