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第1章 SO~小人×一般人~進撃の小人編~



智「うぁ...」

翔「...っ、入った、よ」


俺を押さえ付け、翔は俺に熱を埋める。

ぎゅうぎゅうと悲鳴をあげる身体に伴い、俺の額には冷や汗が滲んだ。


翔「大丈夫、動かないから...」


苦悶の表情を浮かべているだろう俺を気遣い、翔は静かに囁く。
俺に身体を寄り添わせ、包む様に俺を抱き締める。
そんな翔の鼓動は爆発しそうな程に高鳴っていた。


翔「深呼吸して」

智「は...っ...」


苦しみを逃す為に、翔の言葉を受け入れる。
震える様に少し呼吸をすると、翔は俺の頭を撫でた。


翔「智くん...」


その声で目を開けると、優しい眼差しを湛えた翔と目が合った。


翔「ごめんね? 俺の我が儘でこんな事」


翔も少し冷静になったのだろうか。
俺の中に入った翔は、満足そうな顔を見せながらそんな事を言う。


翔「...どう? 少し、慣れてきた…?」


返事も出来ずに浅い呼吸を吐く俺を、翔は抱きしめ続けた。
可愛いものを慈しむように、翔は大事そうに俺を抱えていた。


翔「少し、動くよ?」


慈愛の表情で俺を見るんだ。
その表情は、翔があんなに小さくて可愛かった小人だったなんて信じられない程だ。


智「...っ、あ、だ、駄目...」


ズルズルと俺の中を動く感覚が、不思議過ぎて耐えられない。


智「っ、く...」


少し引き抜くと、翔に新たな滑りを塗り付けまた押し入ってくる。


智「あ、ぁ...っ」


その感覚に身体はビクッと震える。
震えながら翔を掴むと、フフッと笑みを零すのが分かった。


智「んぅ...っ」


こんな未知な感覚を伝えておきながら笑うとか。
信じられないと抗議をしたくても、俺は翔にしがみついて震えてるだけだし。


智「は、ぁっ」


そんな俺の抗議を含んだ瞳を見てるにも関わらず、翔はゆっくりと俺の中を出入りするんだ。


智「っあ、しょ、翔...っ」


しがみつく俺を抱き抱えながら翔は俺を貫く。

いつもなら自分が女に伝えているだろうその揺れを、翔は俺に伝えてくる。


俺が必死でこの刺激に耐えてる事も知らないで、翔は目を細めながら俺を揺さぶってくるんだ。







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