
BOXルーム
第9章 激進!!
ピイコは受話器を外すと、ホルモン王子に差し出した。
「さすがやね。若い人は柔軟な頭してはる!! さあ、とっととここを出て、三人で飲みに行くよ!」
ホルモン王子は受話器を受け取ると、Vサインをして頷いた。
『はい、純化です。答えが分かったようね。言ってちょうだい』
純化は電話に出ると同時に、画面にも現れた。
ホルモン王子は大きく息を吸った。
「あぁ、簡単すぎたよ。正解は穂積京子と村谷規子だ」
『ほほぅ、で、理由は?』
「ヒントは風呂場のライオン像。目と口からお湯が出るタイプが残って壁に設置されたまま。名前の漢字に目と口が入ってるのはこの二人だけ。よって、この2つが正解だ!」
ホルモン王子の超ドヤ顔がキラリと光った。
『……』
純化は何も言わない。
のたまんとピイコは固唾を飲んで見つめている。
ホルモン王子は心の中で「行け!! 行け!!」と、念じていた。
「さすがやね。若い人は柔軟な頭してはる!! さあ、とっととここを出て、三人で飲みに行くよ!」
ホルモン王子は受話器を受け取ると、Vサインをして頷いた。
『はい、純化です。答えが分かったようね。言ってちょうだい』
純化は電話に出ると同時に、画面にも現れた。
ホルモン王子は大きく息を吸った。
「あぁ、簡単すぎたよ。正解は穂積京子と村谷規子だ」
『ほほぅ、で、理由は?』
「ヒントは風呂場のライオン像。目と口からお湯が出るタイプが残って壁に設置されたまま。名前の漢字に目と口が入ってるのはこの二人だけ。よって、この2つが正解だ!」
ホルモン王子の超ドヤ顔がキラリと光った。
『……』
純化は何も言わない。
のたまんとピイコは固唾を飲んで見つめている。
ホルモン王子は心の中で「行け!! 行け!!」と、念じていた。
