
BOXルーム
第2章 F☆MIX
急な出来事に、しばらく軽い沈黙が続いた。
下里とまりんは、中学生っぽい、その人物に目を向けた。
「なに黙ってんのさぁ!? ちょっと、なに? この状況、説明してよ!!」と中学生っぽいのが、周りをグルリと指差して言った。
「え!! てか、ボクは今、気がついたの?」と、下里が聞くと、中学生っぽいのは眉間にシワを寄せる。
「ボクって誰のこと!! 40前の美熟女に、あんた失礼じゃないの!!」
女!? それも40前? 確かにうつぶせで倒れていたから、顔までは見えなかったが……。
「あ……そうなんだ……失礼しました」と、下里は頭を下げた。
「あの……ひょっとしたら、あなたもエフミのBOXルームのコミュのオフ会に参加するはずだったんじゃないですか?」
まりんが話を切り出すと、中学生っぽい熟女は表情を変えた。
「え!? やっぱり!! 話聞いてて、そうなんじゃないかと思ったんだぁ〜。私は『るか』です。よろしくぅ〜」
るかと名乗る女性は、目をランランと輝かせていた。
金城瑠花(かねしろるか)39歳。見た目はかなり若く見える。
だが、下里は表情を曇らせている。
「え!? る……るかさん?」と肩を落とし失望している。
「そうだよ。なに?」
「シーモンです……マイFの……」
下里とまりんは、中学生っぽい、その人物に目を向けた。
「なに黙ってんのさぁ!? ちょっと、なに? この状況、説明してよ!!」と中学生っぽいのが、周りをグルリと指差して言った。
「え!! てか、ボクは今、気がついたの?」と、下里が聞くと、中学生っぽいのは眉間にシワを寄せる。
「ボクって誰のこと!! 40前の美熟女に、あんた失礼じゃないの!!」
女!? それも40前? 確かにうつぶせで倒れていたから、顔までは見えなかったが……。
「あ……そうなんだ……失礼しました」と、下里は頭を下げた。
「あの……ひょっとしたら、あなたもエフミのBOXルームのコミュのオフ会に参加するはずだったんじゃないですか?」
まりんが話を切り出すと、中学生っぽい熟女は表情を変えた。
「え!? やっぱり!! 話聞いてて、そうなんじゃないかと思ったんだぁ〜。私は『るか』です。よろしくぅ〜」
るかと名乗る女性は、目をランランと輝かせていた。
金城瑠花(かねしろるか)39歳。見た目はかなり若く見える。
だが、下里は表情を曇らせている。
「え!? る……るかさん?」と肩を落とし失望している。
「そうだよ。なに?」
「シーモンです……マイFの……」
