
おにごっこ学園
第19章 知打静パート 2
「私は1年前まではこの学園でヘビ使いとして名を馳せたルーキーでした」
そんな男なら、何故こんな場所に……?
「だが、女子を捕まえるたびに心が痛んだのです。この女は他の男ともヤってる。そう思うとつらかった。もう私の女が他の男に感じる姿を見たくない!」
確かに。
俺と似ている……
「そこであるゲームと出会った!」
あるゲーム……?
「このゲームでは女子を好きな様にカスタマイズできる!容姿、体型、性格、声、すべてを!」
そんなゲームがあるのか……
「ゲームの中の女子は私を裏切らない。私の前でだけ笑い、私の前でだけ感じる。なんと素晴らしいことか!」
それは確かに面白そうだ。
「そのゲーム、俺にもやらせろ。金ならいくらでもやろう」
こうして俺は、そのゲームにのめり込んでいった……
