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辞めるって言ったら、可憐先輩がパーティーを開いてくれることになった。
　
「お、俺も行かないとダメなのか？」
　
「あたりまえじゃない。みんなに紹介するんだから。」
　
一喜とミルキーも一緒に可憐先輩のペットカフェへ。
　
みんな祝ってくれた。
美味しい料理を食べて。
いっぱい動物と遊んだ。
　
一喜は女の子に囲まれてタジタジだったけど。
　
みんなで学園での思い出を振り返った。
　
いろんなことがあったなぁ。
嫌だったこと。
恥ずかしかったこと。
そればっかりだったけど。
　
気づけば３日しか学校行ってないや。
でも３日で友達がたくさんできた。
毎日連絡くれる友達が。
ミルキーとも出会えた。
いろんなところでミルキーは私に幸運を運んできてくれた。
　
ちょっとくらい、勉強ばっかりじゃない時間があって、よかったのかも知れない。
いろんなことを考えられたし。
　
学園は、嫌だったけどいい思い出だったと思う。