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カラカラ...
自転車のタイヤの音を鳴らしながら、私は少し転びそうになりながら自転車を降りた。

まだ公園についた訳ではないが、脚が疲れてきたので休もうと思ったのだ。

といっても、公園は目の前。
少し歩けばすぐに着くのに、マイペースな私はその場で2,3分休憩をとった。

疲れが取れたので、「よしっ！」っと言いながら立ち上がり、自転車をこぎ出した。

自転車を4回ほどこぐと、すぐに公園に着いた。
自転車を止め、だれか来ていないか確認する為軽く歩き回ったが
まだ誰も来ていなかったので、その場でしゃがんで待つことにした。

しばらくすると、キャッキャウフフと女の子の声がしてきた。
楓と晴子かなと何かを期待しながら、公園の入り口から道路を覗いて見た。

すると、少し小柄な身長のツインテールの子と黒ばかりの服装で眼鏡をかけている子が、こちらへ楽しそうに歩いてきた。
やっぱり2人だと嬉しくなりながら、少し大きな声で2人の名前を呼んだ。

夏美「楓～晴子～」

2人はすぐに気が付き、楓は大きく、晴子は小さく手を振ってくれた。

私はニコニコしながら、2人が公園に入るまで待っていた。

―To Be Continue...