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嵐しょーせつ。Part2

第79章 永遠に、、、


雅「、、、?和、、、?」

名前を呼ぶと、顔を上げた。

和「、、まーくんっ、泣」

和だった。
2年前俺の前から消えていったはずの和だ。

雅「和っ、泣どこで何をしてたの!!なんで何も相談せず急にいなくなるの!!」

俺は涙を浮かべながら和の肩を揺らすと

和「ごめんっ泣ごめんね、まーくん。」

ここで、いい歳した男2人組泣いてたら変な目で見られる。

とりあえず部屋に連れて行き、和のためにコーヒーを入れた。


和は少しだけ変わっていた。
普段着なさそうなボロボロな服。
髪も少し長め。

雅「はい^_^」

和「ありがとう、、、」

でも、これは変わってない。
マグカップを両手に包み込んで飲むところ。

雅「何してたの?」

和「それは、、、」

雅「怒らないから。何も言わずにいなくなるのは恋人としてでもそうだし、それ以前に幼馴染なんだからちゃんと教えて?」

和「うん、わかった、、、」

その前に翔ちゃんを呼び出した。

翔「お前、、、雅紀がどれほど心配してたのかわかってんのか?」

和「うん、、、ごめん。」

雅「そんなのもういいから。俺たちに何があったのか教えて?」

和はゆっくり話し始めた。

小学校の頃イジメにあってからお母さんの過保護が凄くあって、中学高校の時も友達と遊ぶ時とか学校の修学旅行とかついて来るほどだったらしい。

彼女が出来た時も、お母さんはすごくその彼女に質問責めした結果振られてしまい、、、和はそんな生活が嫌で東京の大学を受けて、家から離れたみたい。家の場所も知らせずに東京に行くといい、離れたっきり10年近く帰ってなかったみたい。

そして、お母さんのこともあったし、、、あの時イライラしてたのはお父さんから連絡が来て、すごく悩んでいたからだって。

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