もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら
第14章 枯葉雅紀の事情②前編
そんな菜々子の様子を俺は眺めていた。
「コラコラ。ここは遊び場じゃねぇぞ」
「だって楽しいじゃんッ。あぁッ!」
菜々子はカット台から離れると
今しがた見付けたヘアカタログを
何冊か抱え込みソファーにもたれる。
「思い切ってショートにしちゃおうかな。
ねぇねぇ、雅紀くんはどう思う?」
「菜々子なら何でも似合うよ」
俺ら祟メンバーは誰一人として
菜々子を失いたくないと思っている。
さほど女に興味が無さそうだった
リーダー、イノ、翔ちゃんでさえ
菜々子に関心を持つどころか好意的であり
杉潤に至っては長年連れ添った
カノジョと別れたくらいだ。
「コラコラ。ここは遊び場じゃねぇぞ」
「だって楽しいじゃんッ。あぁッ!」
菜々子はカット台から離れると
今しがた見付けたヘアカタログを
何冊か抱え込みソファーにもたれる。
「思い切ってショートにしちゃおうかな。
ねぇねぇ、雅紀くんはどう思う?」
「菜々子なら何でも似合うよ」
俺ら祟メンバーは誰一人として
菜々子を失いたくないと思っている。
さほど女に興味が無さそうだった
リーダー、イノ、翔ちゃんでさえ
菜々子に関心を持つどころか好意的であり
杉潤に至っては長年連れ添った
カノジョと別れたくらいだ。
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