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異彩ノ雫

第253章  十一ノ月 Ⅲ ②




ひとり旅なら海がいい…


喧騒からとき放たれた潮騒と

懐かしさが交錯する渚を歩けば

彼方を船がゆくだろう



やがて 夕日が波に溶けたなら

浮かぶ明日をキャンバスに描き出し

夢の扉に飾ろうか



そして

ひとり旅のひとり遊びは

夜のなか…








【一人旅】


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