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異彩ノ雫

第135章  九ノ月 Ⅱ ④




紫金石を思わせる

ロイヤルブルーと金色の空間…



ただ一輪の深紅の薔薇

漂う香気と妖しい調べ



ああ

ここが夢の城ならば

喜んで囚われよう…!




深夜二時

私は

夢の中の夢に溺れゆく







【夢一夜】


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