
愛は要らないから…
第13章 溢れる想い
「中、入ろ?」
腕の中で俺が落ち着くと
優しい声が誘った
「大和……ベッド…」
顔を見上げながらそれだけ言うと
俺から口付けた
今はなにも考えたくない
大和で全部塗り替えたい
脱がされ、脱がしあい下着だけの格好になりながら
玄関から寝室へ行くと
大和をベッドへ押し倒して
上に股がってまた俺から口付ける
「んっ!」
大和の舌が潜り込んで探るように動いて
先程、噛み切った場所に舌が触れると一段と声が漏れた
「っ、は…血……痛い?」
「いいから、もっとしよ?」
痛くても辞められるのが嫌で首を横に振ってそういうと
俺はまた自分からキスをして
下着の上から大和のアレを触った
