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エロース …ときめき探求物語

第9章 禁断ノート

天国とは
こんな世界をさすのか?

俺は今
あの憧れの咲良咲ちゃんの
か細い指先で
マッサージを受けてる…

うつぶせ状態だから
咲ちゃんの顔を眺めることができないのが
残念でならない…

『ずいぶん肩凝りが酷いですね… …やっぱりお仕事でパソコンを使ってらっしゃる時間が多いんですね…』
と咲ちゃんが
こんな俺にフレンドリーに
話しかけてくれる…
幸せすぎる――――!!

俺は
『ええ。仕事がらパソコンで画像や文書を作成することが多いので…』
と嘘八百な理由を話す。

―――本当はエロサイトみたり
盗撮した咲ちゃんの
かわいい顔を眺めてるだけなんだけどな…


『でも、お仕事を頑張ってられる男性って素敵です。』
なんて嬉しいことを
咲ちゃんは言ってくれるんだ!!

俺は咲ちゃんが
愛しくてたまらなくなった
うつ伏せになっているから
勃起したチンコが
布団に押し当てられて
どんどん窮屈になってくる…

『咲良さんの旦那さんは、やっぱり仕事人間なんですか?咲良さん可愛いから旦那さん毎日…早く仕事から帰ってくるんでしょうね』
と俺は
咲ちゃんの旦那が単身赴任してることを
知りながら
すっとぼけて話しかけた。

『そんなことないですよぉ~。旦那さん今、大阪に単身赴任なんです。だから寂しいですよ。』
と咲ちゃんの声が
背中へのマッサージの刺激と共に
聞こえてきた。

……!!
……………!!
………………………!!

俺の耳には
咲ちゃんの
『寂しいですよ…』が
何度も何度も繰り返し共鳴し…

俺の決意に
火をつけた…。

『さ…さく…さくさく…咲良さん!!さ、咲ちゃん!!寂しいの?寂しいんだね?大丈夫だよ… 俺が寂しくないように… …い、今から可愛がっちゃうよ!!』
俺の口から
今までの咲ちゃんへの
溜めに溜めた
溜め込みすぎて屈折した
思いが飛び出した!!

気がつけば
俺はうつぶせの体勢から起き上がると
咲ちゃんを
布団の上に押し倒して
憧れていた
あの可憐でまるで
スイーツのような甘い香りが漂う
咲ちゃんの唇に自分の唇を
重ね合わしていた。

………もうもどれないよ俺

鎗田井は本性をあらわした!!

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