
異世界での出来事
第7章 つくるぞ!カントリーパークを
洞窟を確認したかったのだが、背中のバックパックが邪魔で入口から入れなかった。
次回はこの洞窟を調査しよう。
今回は諦めるしかない。
来た道を戻りながら魔石を結合させ大きな魔石を作っていく。
大きな魔石を5つほど作ってみたが問題ないだろう。
売るときには大きくて黒い魔石が高く売れるので
結合させて、魔力を注入させ、黒光させておいた。
そのまま結合させただけだと、赤や紫色ばかりだったので
魔力を流し込んで黒色にしてみた。
あとの魔石は、そのままにして袋の中に入れておく。
そんなことをしていたら、昼前には村に着いた。
村の入口の門のところで、青年たちが見張りと言う名のたむろしていた。
そのまま、挨拶もせず通り過ぎようとしたら「番屋で待て。」
そう言われたので番屋に入った。
暫くして、村長さんや村の人達が番屋にやってきた。
村長さんが「早い帰りだったな。まずは無事でなにより。」
「ありがとうございます。バックが一杯になったので帰ってきました。」
「バックの中身を見せてくれんかのぅ。」
「いいですよ。」
バックを開けて、ウサギ、鳥、卵、バナナなどを出して見せた。
「大漁だな。」
「そうですね。裏山よりいいところでした。」
青年たちも驚いていた。
「これが全部でないだろう?」
「魔石のことですか?」
「そうそう、魔石を見せておくれ。」
大きくしちゃったなよ。こんな事なら帰ってからすればよかった。
大小合わせて50個近くの魔石を取り出す。
言葉を失う村の人達。
「こんな大きくて黒い魔石、初めて見るぞ。」
「そうですか?村が襲われた時も、こんな大きさだったような気がしますが。」
「森の中はどの辺りまで行ったんだ?」
「丁度、石碑の所まで行って帰ってきました。」
「石碑まで行ったのか?」
「はい。」
「石碑を読んだのか?」
「読んで洞窟に入ろうとしたんですけど、バックがつかえて入れなかったんです。」
「Sランクだと半日で帰って来れるのか。」
青年たちを見ながら村長は話した。
「冒険者になりたい者は弱いし、農業したい者は誰よりも強い。おかしな村だのぅ。」
「そうだな。昨日のトビウオも美味かったな。」
「俺も初めて食べたぞ。」
「当たり前だ。トビウオなんて誰も取れないよ。」
次回はこの洞窟を調査しよう。
今回は諦めるしかない。
来た道を戻りながら魔石を結合させ大きな魔石を作っていく。
大きな魔石を5つほど作ってみたが問題ないだろう。
売るときには大きくて黒い魔石が高く売れるので
結合させて、魔力を注入させ、黒光させておいた。
そのまま結合させただけだと、赤や紫色ばかりだったので
魔力を流し込んで黒色にしてみた。
あとの魔石は、そのままにして袋の中に入れておく。
そんなことをしていたら、昼前には村に着いた。
村の入口の門のところで、青年たちが見張りと言う名のたむろしていた。
そのまま、挨拶もせず通り過ぎようとしたら「番屋で待て。」
そう言われたので番屋に入った。
暫くして、村長さんや村の人達が番屋にやってきた。
村長さんが「早い帰りだったな。まずは無事でなにより。」
「ありがとうございます。バックが一杯になったので帰ってきました。」
「バックの中身を見せてくれんかのぅ。」
「いいですよ。」
バックを開けて、ウサギ、鳥、卵、バナナなどを出して見せた。
「大漁だな。」
「そうですね。裏山よりいいところでした。」
青年たちも驚いていた。
「これが全部でないだろう?」
「魔石のことですか?」
「そうそう、魔石を見せておくれ。」
大きくしちゃったなよ。こんな事なら帰ってからすればよかった。
大小合わせて50個近くの魔石を取り出す。
言葉を失う村の人達。
「こんな大きくて黒い魔石、初めて見るぞ。」
「そうですか?村が襲われた時も、こんな大きさだったような気がしますが。」
「森の中はどの辺りまで行ったんだ?」
「丁度、石碑の所まで行って帰ってきました。」
「石碑まで行ったのか?」
「はい。」
「石碑を読んだのか?」
「読んで洞窟に入ろうとしたんですけど、バックがつかえて入れなかったんです。」
「Sランクだと半日で帰って来れるのか。」
青年たちを見ながら村長は話した。
「冒険者になりたい者は弱いし、農業したい者は誰よりも強い。おかしな村だのぅ。」
「そうだな。昨日のトビウオも美味かったな。」
「俺も初めて食べたぞ。」
「当たり前だ。トビウオなんて誰も取れないよ。」
